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現場体験記

【現場体験記 #1】初めて倉庫作業を体験して感じたこと

初めて倉庫作業を体験し、グロス、トータルピッキング、JAN、シール貼り、段ボール組み立てを通じて感じた、現場理解と業務改善の前提についてまとめます。

【現場体験記 #1】初めて倉庫作業を体験して感じたこと

運送会社や物流会社の業務改善を考えるうえで、現場を知ることはとても大切だと感じています。

本日は、初めて倉庫作業を体験させていただきました。
午前中の3時間だけだったため、すべての作業を深く理解できたわけではありませんが、実際に現場へ入ったことで、机上では分からない大変さや、現場の方々のすごさを強く感じました。

結論

倉庫作業は、一つひとつの作業だけを見ると単純に見える部分もあります。

しかし実際には、商品、品番、品名、JAN、店舗ごとの仕分け、配送準備など、さまざまな情報を正確に扱う必要があります。

特に印象に残ったのは、現場の皆さんが「どこに何があるか」をすぐに把握していることです。
これは簡単にできることではなく、日々の経験と現場感覚が積み重なっているからこそできる仕事だと感じました。

今日体験した作業内容

今回体験した作業は、主に倉庫内での商品仕分けや配送準備に関わる作業です。

倉庫作業で使用した商品や段ボールが並んでいる様子

具体的には、以下のような作業を体験しました。

  • グロス作業
  • トータルピッキング
  • 各店舗ごとの個別ピッキング
  • 品番、品名、JANの確認
  • お客様へ配送するためのシール貼り
  • 各店舗へ配送する段ボールの組み立て

倉庫では、まず全体の商品を集める作業があり、その後、各店舗ごとに商品を分けていく流れがあります。

この中で、品番や品名を見ながら商品を探したり、JANを確認したりする場面がありました。

JANは、商品を識別するためのコードで、現場では「ジャン」と呼ばれていました。
こうした言葉も、実際に現場に入らないと分からない部分だと感じました。

現場で一番感じたこと

一番感じたのは、現場の方々の判断の速さです。

私はまだ、どの商品がどこにあるのかをすぐに判断できません。
トータルピッキングされた商品の中から、品番や品名を見て必要な商品を探すだけでも時間がかかってしまいました。

そのため、周りの方に迷惑をかけてしまった部分もありました。

一方で、普段から現場で作業されている方々は、商品名や品番を見て、すぐに場所や流れを把握していました。

これは本当にすごいことだと感じました。

倉庫作業は「覚えること」が多い

倉庫作業は、単に商品を運ぶだけではありません。

実際には、以下のような情報を同時に扱う必要があります。

  • 商品がどこにあるか
  • 品番と品名が一致しているか
  • JANが正しいか
  • どの店舗へ出荷する商品か
  • どの段ボールに入れるべきか
  • どのシールを貼るべきか

このように、作業の裏側には多くの確認があります。

そのため、慣れていない人が入ると、一つひとつの確認に時間がかかります。
私自身も、商品を探すだけで苦戦しました。

業務改善は現場理解なしでは難しい

今回の体験を通じて、改めて感じたことがあります。

それは、業務改善やDXを考えるときに、現場を知らずに仕組みだけ作っても意味が薄いということです。

例えば、システム上では「品番で管理すればよい」「JANで照合すればよい」と考えることはできます。

しかし実際の現場では、

  • 商品がどのように並んでいるのか
  • 人がどの順番で動いているのか
  • どこで迷いやすいのか
  • どこで確認ミスが起きやすいのか
  • ベテランの人が何を見て判断しているのか

こうした部分を理解しないと、本当に使いやすい改善にはつながりにくいと感じました。

現場の人が持っている知識は大きな資産

今回、現場の方々を見ていて感じたのは、頭の中にある現場知識の価値です。

どの商品がどこにあるか。
どの作業を先にやるとスムーズか。
どこで間違えやすいか。
どの商品は注意して扱うべきか。

こうした情報は、マニュアルやシステムにすべて書かれているとは限りません。

現場の方々が日々の作業の中で覚え、体で身につけている部分も多いはずです。

だからこそ、業務改善を進めるときには、単に「効率化しましょう」と言うだけではなく、現場の方が持っている知識をどう整理し、どう仕組みに反映するかが重要だと感じました。

Ai.SoLinkとして考えたこと

Ai.SoLinkでは、運送会社向けに業務改善や採算可視化の支援を行っています。

その中で大切にしたいのは、現場を見ないまま理想論だけを話さないことです。

倉庫作業、配送準備、運行管理、請求、原価管理など、物流の現場にはそれぞれの事情があります。

一見すると非効率に見える作業でも、現場では理由があって残っている場合もあります。
逆に、現場の方が当たり前にやっている作業の中に、大きな改善余地が隠れていることもあります。

だからこそ、まず現場を知ること。
そして、現場の流れを理解したうえで、データ化や業務改善を考えること。

この順番を大切にしたいと感じました。

関連するサービス

赤字や薄利の車両やコースとその理由を見つけたい場合、Ai.SoLinkでは運送採算カルテを提供しています。

また、新規案件や既存コースの運賃判断を行う場合は、適正運賃シミュレーターを提供しています。

ご相談をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

まとめ

今回は、初めて倉庫作業を体験させていただきました。

午前中の3時間だけでしたが、グロス作業、トータルピッキング、個別ピッキング、JANの確認、シール貼り、段ボールの組み立てなど、倉庫作業の一部を実際に体験することができました。

実際にやってみると、商品を探すだけでも簡単ではありませんでした。
一方で、現場の方々はどこに何があるかをすぐに把握し、正確に作業を進めていました。

この経験を通じて、物流の現場を理解することの大切さを改めて感じました。

これからも毎週現場に入り、体験したことや感じたことを記録していきます。
現場で学んだことを、今後の業務改善や運送会社向けの支援に活かしていきたいと思います。